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階段滑り止めは危ない?デメリットや階段昇降機について解説投稿日:2024.09.09 更新日:2024.09.09

高齢者や子どもにとって、階段は足を滑らせてしまう危ない場所です。階段で足を滑らせて転倒してしまうと、大けがをしかねません。そのため、早めに階段滑り止めを設定しましょう。階段に滑り止めを設置することで、高齢者や子どもの転倒の心配を減らせます。

ただし、滑り止めにもデメリットがあるため、素材の選び方などに注意が必要です。

本記事では、高齢者や子どもに階段滑り止めが有効な理由、滑り止めの種類、デメリットなどを解説します。

 

高齢者や子どもには階段滑り止めが有効

高齢者や子どもが階段を上り降りする際には、転倒のリスクが高まります。高齢者や子どもの転倒を防ぐためには、階段に滑り止めを設置がおすすめです。

特に高齢者の場合、転倒してしまうと介護が必要になる恐れがあります。厚生労働省「令和元年国民生活基礎調査」によれば、骨折・転倒によって介護が必要になってしまう高齢者の割合は12.5%を占めます(※)。

※政府広報オンライン.「たった一度の転倒で寝たきりになることも。転倒事故の起こりやすい箇所は?」.

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202106/2.html ,(参照2024-07-26).

 

階段滑り止めは妊婦やペットの安全にも効果的

階段に設置する滑り止めは、妊婦やペットの安全を守るためにも効果的です。妊娠後期は、お腹が前に出て重心がとりづらくなっています。そのため通常よりも転倒しやすい傾向にあります。妊婦が転倒してしまうと、お腹の中の赤ちゃんに影響が及びかねないため、対策が必要でしょう。

ペットの中でも犬を室内で飼育している住宅は、階段に滑り止めを設置するのがおすすめです。犬が階段で滑って転倒してしまうのを防ぐためにも、滑り止めを活用しましょう。

 

階段滑り止めの種類

階段滑り止めの種類

階段に設置する滑り止めは大きく次の3種類です。

  • コーナータイプ
  • マットタイプ
  • テープ・シールタイプ

それぞれの特徴を解説します。

 

コーナータイプはL字型の滑り止め

コーナータイプの滑り止めは、階段のコーナーに設置します。コーナータイプはL字型で、塩化ビニールや合成ゴムなどを使用しているのが一般的です。コーナータイプの滑り止めは階段の角部分をしっかりとカバーするため、万が一の際にも衝撃を和らげてくれます。

またコーナータイプの滑り止めの中には、残光機能が備わっているものもあります。夜に階段を上り降りする際の転倒リスクを軽減したい方は、検討してみましょう。

 

マットタイプはデザインの種類が豊富

マットタイプは、階段を上り下りするときに足を置く部分である踏面(ふみづら)という箇所に設置します。マットタイプの滑り止めは、デザインの種類が豊富なため、自宅の雰囲気を崩さないようなマットを選べるでしょう。

マットタイプは、滑り止めの効果だけでなく、防音や階段の傷つき防止、高齢者の足先の冷え防止にも効果が期待できます。

 

テープ・シールタイプは長さを調整可能

テープ・シールタイプの滑り止めもあります。テープやシールタイプの滑り止めであれば、好みの長さに調整可能です。またテープやシールタイプの滑り止めは薄いため、厚みに足を取られてしまう高齢者におすすめです。

 

階段滑り止めは危ない? 使い方によってはデメリットがある

階段の滑り止めは高齢者や子どもの転倒防止に効果的です。ただし、使い方によってはデメリットもあるため、気を付けましょう。

階段の滑り止めのつもりが、素材によっては転倒リスクが高まってしまうことがあります。例えば、金属製の滑り止めがぬれている場合、滑りやすくなってしまいます。さらに硬い滑り止めを設置している場合、転倒時にけがにつながりかねません。

階段の滑り止めを設置する際は、リスクを回避するよう心掛けましょう。

 

階段での転倒を防ぐためには階段昇降機がおすすめ

特に高齢者の階段での転倒を防ぐためには、階段昇降機の設置がおすすめです。階段昇降機であれば、椅子に座ったまま階段を上り降りできるため、階段で転倒するリスクを大幅に軽減できるでしょう。

階段昇降機は、利用者本人のけがのリスクを軽減できるだけではなく、介護者の負担も軽減できます。高齢者を抱えての階段昇降は大きな事故につながりかねません。そのため、階段昇降機を活用して事故のリスクを軽減させましょう。

 

階段昇降機を活用して安全な生活を実現しよう

高齢者や子どもなどは、階段で滑って転倒する恐れがあります。階段での転倒を防止するためには、滑り止めを活用しましょう。滑り止めにはコーナータイプ、マットタイプ、テープ・シールタイプがあります。

しかし、滑り止めは設置方法を誤ると事故につながりかねません。階段の上り降りによる事故を防ぐのであれば、階段昇降機の活用がおすすめです。階段昇降機であれば転倒のリスクを軽減して安全に階段を利用できるでしょう。

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