曲線型階段昇降機とは?昇降機のプロが解説します。
- 妻(夫)が、ひざや腰を痛めて階段の上り下りが辛そう…
- 田舎のご両親が急な階段を、毎日上り下りしていると思うと気が気でない…
- 親の介護で、毎日おんぶして階段を上っているけど、足を踏み外さないか不安で仕方ない…
そんな方の為に曲がり階段、螺旋階段に対応できる曲線型階段昇降機について、直線型階段昇降機との違いをご紹介いたします!
階段昇降機を使えば、毎日の階段も簡単で気軽なものに変わるので、是非階段昇降機について勉強して、快適な毎日をお過ごしください!
曲線型階段昇降機ってどんなもの?
曲線型階段昇降機とは、まっすぐでない階段、踊り場で直角に曲がっている階段を上るために使用されるものです。
曲がり階段や螺旋階段の「曲線」に対応
曲がり階段に対応するためには、昇降機が通るレールを制作する必要があります。
このレールをオーダーで作ることによって曲がり階段に対応するのです。
いす式階段とテーブル式階段昇降機
曲線型の階段昇降機は大きく分けて2種類あります。
- いす式階段昇降機・・・イスに腰かけて、階段昇降機が動いてくれるタイプの階段昇降機
- テーブル式階段昇降機・・・車いすごと移動できる階段昇降機
テーブル式階段昇降機は、車いすごと移動できるメリットがある反面、いす式に比べてスペースを取るので広い階段で使われることがあります。
駅などの故郷施設で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
細かく言えば、階段昇降機は「屋外用」「屋内用」にも分けることが出来ます。
階段昇降機取扱い商品一覧はコチラ
直線型階段昇降機との違いと特徴について
価格は高くなる傾向に
直線型との一番の違いは「価格」です。
直線型階段昇降機に比べて設置できる場所や状況は多い反面、レールをオーダーメイドで作成するため価格が高くなる傾向になります。
便利な分価格が高くなりがちというのが、曲線型の特徴です。
直線型階段昇降機の場合は、その名前の通り「まっすぐな階段」にしか使う事が出来ません。
例えば、踊り場で直角に曲がる必要がある階段では、直線型の階段昇降機では曲がり角までしか進むことが出来ないです。
しかし、曲線型階段昇降機であれば曲がり階段に沿って設置できるので、スムーズに移動することが可能です。
便利さや汎用性については、曲線型階段昇降機
直線型階段昇降機に比べて、曲線型階段昇降機は価格・設置費用が高くなりがちとお伝えしました。
しかし、曲がり階段でも簡単に階を行き来できる利便性に比べれば大きな問題ではないというのが階段昇降機設置業者リフテックとしての考えです。
毎日使う物だからこそ、お客様の状況にあった昇降機を選ぶことをおすすめします。
曲線型階段昇降機設置の注意点
間取りや階段の広さに合わせて、使いやすいように設置することが大切です。
狭い場所や階段で、無理に介護を行うと介護している方のケガや腰痛の原因になります。
曲線型に限らず直線型でも、介護のしやすさや安全性を考慮して階段昇降機の設置スペースはゆとりある広さを確保することが大切です。
曲線型階段昇降機を選ぶケース
曲線型階段昇降機は、階段が曲がっている場合だけでなく、安全な乗り降りや収納スペースの確保を目的として選ばれることがあります。 直線型では対応が難しい階段形状や生活動線の場合は、曲線型の設置を検討する必要があります。
階段が曲がっている場合
踊り場で曲がる階段や、U字型に折り返す階段、らせん階段などは、直線型階段昇降機では設置できない場合があります。 曲線型階段昇降機は、階段の形状に合わせてレールを製作できるため、曲がり階段でも上階まで移動しやすい点が特徴です。
2階フロアで安全に乗り降りしたい場合
直線型階段昇降機の場合、階段上で停止したあとにいすを回転させ、2階のフロアに足をついて乗り降りするケースがあります。 そのため、階段際での乗り降りに不安がある方は注意が必要です。
曲線型階段昇降機であれば、上階側でレールを曲げて水平移動させ、廊下や部屋側の安全な位置で乗り降りできるように設計できる場合があります。 転落リスクをできるだけ避けたい場合は、曲線型の設置が有効です。
階段上のスペースを広く使いたい場合
階段上にいすがあると、階段を利用する方が横を通る際に邪魔になることがあります。 上階や下階に収納できるスペースがある場合は、曲線型のレールを使っていすを階段から離れた位置に収納できる場合があります。
階段を少しでも広く使いたい場合や、ご家族も日常的に階段を利用する場合は、収納位置も含めて検討することが大切です。
車いすから安全に移乗したい場合
車いすから階段昇降機へ移乗する場合は、車いすをいすの横に並べる、またはいすの正面に置けるスペースがあると、より安全に乗り移りやすくなります。
階段際での移乗が難しい場合や、介助者のサポートが必要な場合は、曲線型によって乗り降りしやすい位置までレールを延ばせるかどうかを確認しましょう。
曲線型階段昇降機を設置するときの注意点
曲線型階段昇降機は、階段形状に合わせて柔軟に設置しやすい一方で、直線型よりも設置スペースやレールの出幅に注意が必要です。 設置前には、階段幅・手すりの有無・下階や上階の動線などを確認しておきましょう。
階段の幅を確認する
曲線型階段昇降機は、直線型の機械よりも階段側への出幅が大きくなる場合があります。階段幅によっては、利用時の座り方や足の位置などにご協力いただくことがあります。
安全に利用できるかどうかは、階段の幅だけでなく、壁・手すり・段差・踊り場の広さなどによっても変わります。 そのため、現地調査で実際の寸法を確認することが重要です。
手すりの撤去が必要になる場合がある
曲線型階段昇降機は階段への出幅が大きくなるため、階段幅に余裕がない場合は、既存の手すりを撤去する必要があるケースがあります。
手すりを残したまま設置できるか、撤去が必要かは階段の幅や機種によって異なります。 ご家族の階段利用も含めて、設置後の通行しやすさを確認しましょう。
階段下がすぐ廊下になっている場合は注意する
階段を下りてすぐに廊下がある場合や、階段と廊下がT字になっている場合は、下階側のレールの出幅に注意が必要です。
下階部分では、レールが階段から廊下側へ30cm〜40cmほど飛び出す場合があります。 廊下の幅や通行スペースによっては、設置できる機種が限られる可能性があります。
U字型・折り返し階段ではレールの曲がり方に注意する
U字型に曲がっている折り返し階段で、内側を通るレイアウトを希望される場合は、レールの曲がれる範囲に注意が必要です。
レールには曲げられる限界があるため、最小寸法でレールを通すことが難しく、壁から離れた位置を通る場合があります。 その場合、最小寸法よりも4cm〜8cmほど出幅が増える可能性があります。
生活動線を考慮する
階段昇降機を設置すると、これまで階段になかったレールやいすが加わります。 そのため、昇降機を利用しないご家族が階段を上り下りするときの動線も考慮しておくことが大切です。
たとえば、階段を上ったあと・下りたあとに右へ進むことが多いのか、左へ進むことが多いのかによって、レールの設置位置を検討できる場合があります。 ただし、最優先すべきなのはご利用者の安全性です。 生活動線とのバランスを見ながら、無理のない設置位置を検討しましょう。



