階段昇降機のメーカーについて、ご紹介します投稿日:2020.07.06 更新日:2020.07.06
身体的障害や高齢といった理由から、階段の昇り降りに不安を持つ方におすすめしたい階段昇降機。
さまざまなメーカーでの取り扱いがありますが、目的にあった階段昇降機を選ぶためにも、主なメーカーの特徴を抑えておきましょう。
今回は、階段昇降機を扱っている「株式会社スギヤス」「アビリティーズ・ケアネット株式会社」「大邦機電有限会社」「シンテックス株式会社」の4社をピックアップし、ご紹介していきます。
株式会社スギヤス
「いす式階段昇降機 昇助くんシリーズ」を発売する「株式会社スギヤス」。
もともとは「自動車整備用リフトのパイオニア」として、事業者整備機器事業を中心に取り扱っていました。
その後、物流機器事業を始め、平成に入ってからは住宅福祉機器事業にも進出し、階段昇降機のほか、段差解消機や福祉施設向け介護浴槽、緊急階段避難車などの販売を行っています。
スギヤスの階段昇降機には、いすに座ったまま利用できる「いす式」と、車椅子を利用している方でもそのまま利用できる「車いす用」とがあります。
「いす式」には、直線階段に対応する「直線タイプ」のほか、曲がりのある階段にも使える「曲線タイプ」が用意されているため、自宅の階段タイプに合わせた階段昇降機の選択が可能です。
また、「車いす用階段昇降機」の「オメガシリーズ」は、車椅子に乗ったまま利用できます。屋内・屋外と場所を問わず設置できるのが魅力です。
アビリティーズ・ケアネット株式会社
福祉・介護用品を主に取り扱う「アビリティーズ・ケアネット株式会社」。
数多くの階段昇降機や段差解消機を販売しています。 「いす式階段昇降機 スーパーレーターシリーズ」は、直線のほか、内回り・外回り対応の曲がり階段、また屋内や屋外にも利用できますので、さまざまな施設で活躍します。
挟み込み防止やいたずら防止、緊急停止などの安全対策もばっちりです。設置工事はわずか1日で完了しますので、早めの取り付けを検討している方にも最適です。
また、「車いす用階段昇降機 アルティラ」は、世界各国でも利用されている車いす用階段昇降機です。
学校や公共施設のほか、観光や宿泊施設、神社仏閣、歴史的建造物といったエレベーターの設置が難しい建物でも利用されています。
使用時は点灯したボタンを押すだけなので、操作に不慣れな方でも安心して利用できます。使用しないときは折りたたんで収納できますので、使用しないときには階段を広く使うことも可能です。
大邦機電有限会社
段差解消機を専門に取り扱う「大邦機電有限会社」。
自社で製造・販売する段差解消機「ダンサスケット」シリーズは、利用する方に応じてカスタマイズが可能な商品です。 設置する場所の高さや幅に合わせることはもちろん、手すりの設置や、スイッチの位置調整などができますので、オーダーメイドでの段差解消機の設置を希望する方にぴったりです。
比較的狭いスペースにも設置できますので、高い段差や急な段差でも、機械を設置するスペースを確保するだけで導入できます。
販売だけでなく、レンタルにも対応しており、「初期費用を抑えたい」「介護保険を利用して、低コストで使いたい」というニーズにも応えられます。
そのほか、「年に1回の定期点検と整備のサービスご提供」「点検後1年間に発生した点検整備部分の故障への無償対応」といった、アフターサービスも充実しています。安心して利用できる点において、ポイントが高いといえるでしょう。
シンテックス株式会社
階段昇降機製造メーカーでもある「シンテックス株式会社」。
10年以上の製造実績を誇るいす式階段昇降機「タスカルシリーズ」には、屋内・屋外の階段を問わず、直線・曲がり階段など設置する場所にぴったりの製品が用意されています。
屋内用の直線階段タイプ「タスカルSTⅢ」は、コンパクトなつくりとなっており、未使用時でも通行の妨げになりません。
屋外で使用できる直線階段タイプ「タスカルOSTⅡ」は、防雨加工が施されているため、門から玄関までの階段にも設置できます。
そのほか、曲がり階段に設置できる「タスカルアルーラ」は、バッテリがあがることを防げる「低電力設計」、乗り降りしやすい「90度のイス回転機能」など、使いやすさにこだわった工夫がいっぱいです。
『タスカル』シリーズは、従来品と比較して座面の高さを下げるなど、使う人のことを考えぬいた設計に定評があります。また、アフターサービスも万全なため、万が一の場合にも安心して利用できる商品といえるでしょう。