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夜間のトイレ移動で階段が危ない理由|転倒事故を防ぐための対策も解説!

投稿日:2026.04.03 更新日:2026.04.03

夜間にトイレへ向かうとき、階段が危ないと感じたことはありませんか。日中は問題なく上り下りできる階段でも、視界が十分に確保されていなかったり、体が完全に目覚めていなかったりすると、階段の段差を踏み外すリスクが高まります。


そこで本記事では、夜間のトイレへの移動で階段が危険になりやすい理由や安全に移動するための具体的な対策について紹介します。事故を防ぐための住環境を整えるための参考にしてください。


夜間のトイレへの移動で階段が危険になりやすい理由

夜間のトイレへの移動は、家庭内でも転倒事故が起こりやすい場面といわれています。特に、階段は住宅内でも転落の危険性が高い場所です。日中であれば問題なく移動できる場合でも、夜間は環境や体の状態が変化するため、事故のリスクが高まりやすくなります。


ここでは、夜間の階段が危険になりやすい具体的な理由について詳しく解説します。


暗さにより段差を見誤りやすいから

夜間の階段事故の大きな要因の一つが、暗さによる視界の低下です。夜中にトイレへ向かうとき、照明を点けずに移動してしまう人も少なくありません。しかし、暗い状態では周囲の状況を正確に把握することが難しくなります。


人の目は、暗い場所に慣れるまで一定の時間が必要です。起床直後は視界が十分に確保されていないことも多く、階段の段差や床の状況を見誤る可能性があります。その結果、距離感の判断が難しくなり、踏み外しや転倒につながることがあるのです。


また夜間はコントラストの認識も低下しやすいといわれています。高齢になると暗い場所での視認能力が低下する傾向もあるため、階段の段差が見えにくくなることがあります。


ふらつき・立ちくらみを起こしやすいから

夜間に階段事故が起こりやすい理由として、起床直後の体の状態も挙げられます。就寝中から目覚めたばかりのときは、体が完全には覚醒していない状態です。脳や体の働きが十分ではないため、足腰の動きやバランス感覚が低下することがあります。


このような状態で急に立ち上がると、めまいや立ちくらみが起こることがあります。特に高齢者では、起立性低血圧と呼ばれる症状により、立ち上がったときにふらつきが生じることがあります。その状態で階段を移動すると、転倒につながる可能性があります。


このような事故を防ぐためには、起き上がるときに一度体を落ち着かせることが大切です。ベッドに座って体を慣らしてから立ち上がると、ふらつきを防ぎやすくなります。


夜間の階段での転倒事故を防ぐための対策

夜間のトイレ移動による階段事故は、住環境の工夫によって予防できる場合があります。先述した通り、暗さや体のふらつきなどが重なると、階段の転倒リスクは高まりやすくなります。しかし、照明の設置や手すりの取り付けなどの対策を行うことで、安全性を高めることが可能です。


ここでは、家庭で実践できる具体的な安全対策を紹介します。


照明を増やす・取り換える

夜間の階段での転倒事故を防ぐための対策



夜間の階段事故を防ぐためには、足元の視界を確保することが重要です。


おすすめの方法は設、足元灯の設置です。ベッドの近くから廊下、階段、トイレ前まで連続して照明を設置すると、暗い場所でも安全に移動しやすくなります。人感センサー付きの照明を使用すれば、近づいたときに自動で点灯するため、スイッチを探す必要がありません。


また強い光ではなく、やわらかい光の照明を選ぶことも重要です。まぶしすぎる照明は眠気を妨げる可能性があります。足元が自然に見える程度の明るさであれば、夜間でも安全に歩きやすくなります。


さらに、階段の段差を見やすくする工夫も有効です。例えば、段差のふち部分にラインテープを貼り、視認性を高める方法があります。


このような対策を行うことで、暗い環境でも階段の段差を認識しやすくなります。


手すりや滑り止めを取り付ける

夜間の移動では、寝起きの状態ということもあり体のバランスが不安定になりやすいです。そのため、手すりの設置も転倒防止に役立ちます。


手すりを設置すると、体を支えながら移動できるようになります。階段だけではなく、ベッドの近くや廊下にも手すりを設置すると、移動の安定性が高まりやすくなります。特に、ベッド脇から廊下、階段まで連続した手すりを設置すると、掴み替えの負担を減らすことができます。


また床の滑りにくさを確保することも重要です。階段や廊下の床が滑りやすい場合、転倒の原因になることがあります。具体的な対策としては、次のような方法があります。


  • 階段の踏み板に滑り止めテープを貼る
  • 滑り止めマットを設置する
  • 滑りにくい床材へ変更する


これらの中からできる対策を取ることで、夜間でも安定して歩きやすい環境を整えることができます。


階段昇降機を導入する

階段での転倒リスクを根本的に減らす方法として、階段昇降機の導入があります。階段昇降機とは、座ったまま階段を移動できる設備のことです。階段にレールを設置し、いす型の装置が上下に移動する仕組みになっています。足腰に不安がある方や、夜間の移動が不安な方にとって、階段昇降機は安全な移動手段の一つといえるでしょう。


階段昇降機というと、後付けは難しいイメージがあるかもしれませんが、現在では既存住宅にも設置できるタイプが多くあります。販売だけではなく、レンタルサービスを利用できる場合もあるため、生活状況に合わせて導入を検討できます。


まとめ

夜間のトイレ移動では、暗さや体のふらつきなどの影響により、階段での転倒事故が起こりやすくなるといわれています。特に、照明が十分でない場合や、起床直後の不安定な状態で移動する場合は注意が必要です。


事故を防ぐためには、住環境を整えることが大切です。例えば、足元灯の設置や手すりの取り付け、滑り止めの設置などの対策があります。これらの対策によって、夜間の移動でも安全性を高めることができます。


さらに、階段での移動そのものに不安がある場合は、階段昇降機の導入も一つの方法です。階段昇降機を利用すれば、座ったまま階を移動できるため、転倒リスクの軽減につながります。


リフテックでは、階段昇降機の販売やレンタルを行っており、住環境に合わせた製品の提案を行っています。夜間の階段移動に不安を感じている方は、お気軽にご相談ください。

この記事の監修者:沖野 進亮
リフテック創業時から階段昇降機に携わり、18年目。5,000件以上の階段昇降機に関するお問い合わせや、1,300件以上の階段昇降機の設置を対応。

階段昇降機のことならリフテックにお任せください。

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