リフテックなるほどコラム Liftec Column

階段昇降機の安全性は?事故を防ぐためのポイントを解説!

投稿日:2026.01.28 更新日:2026.01.28

階段の上り下りは、年齢を重ねるにつれて転倒や踏み外しの不安が大きくなりがちです。自宅での転倒事故を防ぐための手段の一つが階段昇降機の導入ですが「本当に安全なのか」「事故が起きることはないのか」と気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、階段昇降機が転倒を防げる理由や、安全性を高めるための主な機能を分かりやすく解説します。併せて、事故が起きやすいケースや、より安全に使うためのポイントについても紹介します。

階段昇降機は安全?事故を防ぐための主な機能



階段昇降機は、利用者が座った状態のまま階段を昇り降りできる設備であり、階段で起こりやすい転倒や踏み外しのリスクを大きく減らせる点が特長です。階段昇降時は、足腰への負担やバランスの崩れが原因で事故につながりやすいものですが、階段昇降機を使えば自力で段差を上り下りする必要がありません。

特に高齢者や、膝・腰に不安を抱えている方にとっては、階段は日常生活でのリスクになりがちです。階段昇降機を導入すれば、急な動きやふらつきによる事故を防げ、また身体への負担も軽減できます。

なお、多くの階段昇降機には、事故やトラブルを未然に防ぐための安全機能が標準的に搭載されています。これらの機能が搭載されていることで高い安全性が保たれています。

主な安全機能とそれぞれの役割は以下の通りです。

安全機能機能の概要事故防止につながるポイント
障害物センサー障害物にぶつかったことを検知すると自動停止。物や人を巻き込んでしまう事故を防ぐ
シートベルト・安全バー利用者の身体を固定する昇降中の落下や転倒を防止する
ソフトスタート・ストップ機能発進・停止時の動きを緩やかに制御急な揺れによる不安や体勢崩れを防ぐ



これらの機能により、階段昇降機はもしもの状況を想定した設計がなされています。正しく使用することで、利用者が安心して日常的に使える環境が整えられている点が、安全性の高さにつながっています。

階段昇降機で事故が起きやすいケース

階段昇降機は安全性に配慮された設備ですが、設置環境や使用方法を誤ると事故につながる可能性があります。実際に起こりやすい事故の多くは、機械そのものの欠陥ではなく、使い方や周囲の状況に原因があるケースです。

代表的なのが、正しい姿勢で座らずに利用した場合や、シートベルト・安全バーを使用しなかった場合です。身体が十分に固定されていない状態では、昇降中の揺れや停止時の動きでバランスを崩しやすくなります。

また利用者の体格や身体状況に合わない機種を選んでしまうと、乗り降りの際に不安定になりやすく、安全性が十分に発揮されません。

このように、事故を防ぐためには「安全機能があるから大丈夫」と過信せず、正しい使用ルールの徹底が重要になります。

階段昇降機の安全性を高めるポイント

階段昇降機は、安全機能が備わった設備ですが、設置前の確認や製品選び、導入後の管理によって安全性はさらに高められます。事故の多くは、環境や使い方が合っていないことが原因となるため、導入時から継続的に注意しておくことが重要です。

ここでは、階段昇降機をより安全に使うために押さえておきたいポイントを解説します。

階段の幅や強度を確認しておく

階段昇降機を安全に設置・使用するためには、階段の幅や構造が適しているかを事前に確認する必要があります。階段の幅が極端に狭い場合、昇降機の設置自体が難しかったり、設置後に通行スペースが十分に確保できなかったりすることがあります。

また、手すりや壁の位置、段差の形状、踊り場の有無なども、安全性に影響する重要な要素です。これらを考慮せずに設置すると、乗り降りの際に無理な動作が生じ、事故の原因になりかねません。

併せて、階段自体の強度も確認しておくことが大切です。階段昇降機は人の体重と機器の重量を支えるため、専門業者に現地調査を依頼し、構造的に問題がないかをチェックしてもらうと安心です。

利用者に合った製品を選ぶ

階段昇降機の安全性は、利用者の体格や身体状況に合った製品を選ぶことで大きく左右されます。座面が低すぎたり高すぎたりすると、乗り降りの際にバランスを崩しやすくなりますし、操作方法が複雑だと誤操作のリスクも高まります。

そのため、座面の高さやシート形状、ひじ掛けの有無、操作スイッチの位置などが、無理なく使えるかを確認することが重要です。実際の利用シーンを想定しながら選ぶことで、日常的な安全性を高められます。

また、現在の身体状況だけでなく、将来的な体力の低下や介護の必要性も見据えて、余裕のある仕様を選ぶこともポイントです。長く安心して使い続けるためには、専門業者と相談しながら最適な機種を検討するとよいでしょう。

年1回程度の点検を行う

階段昇降機は機械設備である以上、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。長期間使用するうちに、部品の摩耗やセンサーの不具合、動作のズレが生じることがあります。

年1回程度の点検を行えば、こうした異常を早期に発見でき、故障や事故を未然に防ぐことが可能です。点検では、レールや駆動部分の状態、安全装置の作動確認、操作系のチェックなどが行われます。

定期点検を怠ると「問題が起きてから対処する」形になりがちですが、結果的に修理費用が高額になったり、使用中止期間が発生したりすることもあります。安全に使い続けるための予防策として、点検を習慣化することが重要です。

まとめ

階段昇降機は、座ったまま階段を昇り降りできる構造により、転倒や踏み外しといった事故のリスクを大きく減らせる設備です。障害物センサーやシートベルト、ソフトスタート・ストップ機能など、さまざまな安全機能が備わっており、正しく使えば高い安全性が期待できます。

一方で、事故が起きやすいケースの多くは、設置環境の不備や使用ルールの不徹底が原因です。階段の幅や強度を事前に確認すること、利用者の体格や身体状況に合った製品を選ぶこと、そして定期的な点検を行うことが、安全に使い続けるための重要なポイントとなります。

階段昇降機の安全性を十分に発揮させるためには、製品選びから設置、アフターサポートまでを一貫して相談できる専門業者の存在が欠かせません。階段昇降機の販売・レンタル・設置を手がけるリフテックでは、住まいの状況や利用者に合わせた提案を行っています。階段昇降機の導入をお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事の監修者:沖野 進亮
リフテック創業時から階段昇降機に携わり、18年目。5,000件以上の階段昇降機に関するお問い合わせや、1,300件以上の階段昇降機の設置を対応。

階段昇降機のことならリフテックにお任せください。

その他リフテックなるほどコラム