マンション等に階段昇降機をご検討中のお客様へ For customers
マンション等へ階段昇降機をご検討されているお客様へ、一般家庭や施設での利用との違いをご説明させていただきます。
設置・ご利用条件
マンション等へ階段昇降機を設置いただく際は、下記の条件を満たす必要があります。
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01
自由に利用するためには
ご協力が必要ですエレベーターのように、部屋(かご)に囲われていて挟まれる心配がない機械ではありません。走行中に挟まれる可能性がある商品のため、基本的には管理者に管理していただく必要があります。誰でも自由に利用するためにはご協力が必要です。
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02
建築確認申請が
必要になります法律上、階段昇降機は建築物の扱いになるため、建築確認申請が必要になります。建築確認をクリアするために必要な項目は下記の通りです。
建物の完了検査済証(確認台帳記載事項証明書でもOK)
階段の有効幅が90cm以上(屋外階段の場合は1m5cm以上)
建物の平面図
上記の条件を満たしている場合、
利用者様へのご協力依頼をご説明します。
住民の方(利用者様)へのご協力依頼
所定の位置へ停止させてください。
※昇降機の多くはバッテリー式です。充電が必要な為、所定の位置から外れると充電ができません。充電できないと機械が動かなくなる可能性があります。
イスを手動回転させて降りていただき、回転させたイスを元の形に戻してください。
※イスを回転させたままですと、乗り降りの作業中と機械が判断し、機械が動かないようになっております。次の方が利用したいと思っても動かない状態になります。
操作ボタンを押し続けてください。
※階段昇降機は法律上、全てのボタンが押している間しか動きません。機械の走行・呼び戻しの最中は押し続けてください。
その他の注意点
1分間で6m進むスピードで動きます(移動に時間を要しますのでご注意ください)。
事故防止のため、シートベルトを着用してください。
レールには油等を塗っていますので、握らないようにご注意ください。
階段上には物を置かないようにしてください。
利用者様が行う昇降機の操作手順
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01
呼び送りスイッチBOXの鍵を開け、ボタン操作でイスを呼ぶ(ボタン押し続け)
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02
イスに座り、シートベルトを着用する
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03
イスのボタン(レバー)を進みたい方向に押し続ける(希望する階まで押し続け)
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04
イスを回転させ、希望する階で降りる
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05
イスを元の形に戻し、イスを折りたたむ(充電ランプも要確認)
マンション等へ設置をご希望の場合は、上記の通り利用される住民の方にもご協力いただく必要があります。
法律や機械に関することなど制限がありますが、概算の費用・設置可否などの確認をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。
階段写真・図面(手書きでもOK)などをいただけますと、概算のお見積りや設置が可能です。
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例)階段写真
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例)手書きの図面