リフテックなるほどコラム Liftec Column

スカラモービルといす式階段昇降機の違い2020.02.12

階段昇降機・段差解消機の専門業者がみなさまの疑問にお答えするリフテックなるほどコラム。

今日のテーマは「スカラモービル といす式階段昇降機の違い 」です。
ご家族の階段の昇り降りに難を感じて何かしらの対応策を探そうと思ったとき、いす式階段昇降機と並んでよく目にするのが「スカラモービル」(可搬式階段昇降機)という名前かと思います。どちらも階段の昇り降りを助ける福祉機器ですが、それぞれが互いに無い 特徴を持っています。

 

スカラモービル(可搬式階段昇降機)とは

スカラモービルは、ドイツで開発された介助移動機器です。
手押し車のような形をしており 、車椅子に取り付けて使います。
※イス付(車椅子不要)の機種もあります。
利用者をのせた車椅子を押して階段を昇り降りする際、電子制御で動く4 つの車輪が、人が歩くときのような独特な動き をして介助者をサポート してくれます。

 

スカラモービルといす式階段昇降機の違い

1.持ち運びできるかどうか

スカラモービルは持ち運ぶことができるため、外出先の階段でも使用することができます。いす式階段昇降機はあらかじめ取り付けたレール上を走行するため、設置場所のみでの利用となります。

2.工事の有無

スカラモービルは設置型の機器ではないので、工事は不要です。いす式階段昇降機は取付工事が必要です。現場の状況階段の長さなど にもよりますが、作業時間は半日~1 日程度です。

3.介助者の有無

スカラモービルは、機器を操作する操作者(介助者)が必要です。
操作者には、身長150 ㎝以上・体重 45 ㎏以上、16~70 歳で両手・両足に不自由が無く、階段を後ろ向きに上がることのできる平衡感覚を持つことなど、いくつかの身体条件(原則)があります。

いす式階段昇降機は、安全にイスに座れる( 乗り込める)方であれば利用者が自分で操作し、一人で階段を移動することができます。

4.操作講習の有無

スカラモービルの操作者 は、利用前に専門スタッフによる操作講習を受ける必要があります。いす式階段昇降機は、ボタンを押す・レバーを倒すといった簡単な操作で利用できるため、介助者・利用者ともに講習は不要です。

 

まとめ

スカラモービルは持ち運びすることができ、自宅内だけでなく外出先での階段移動にも使用できます。利用するためには操作者(介助者)が必要で、操作者は事前に講習を受ける必要があります。いす式階段昇降機は、半日~1 日程度の取り付け工事が必要となります。レールの上を走行するため設置場所のみでの利用となりますが、移動中の介助が不要で操作も簡単なため、利用者本人が操作をし、一人で移動することもできます。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

※内容は2020 年 2 月現在のものです。
※製品の特徴や使用法などは、複数メーカー、複数機種の製品について包括的にまとめています。