スタッフブログ Staff Blog

階段昇降機を取り付けるときには消防法にも配慮が必要2020.04.01

階段昇降機とは何か
階段昇降機,消防法

階段昇降機とは、階段を上り下りする際に使用するリフトのことを指します。

こちらは多くの場合、体の不自由な人のために設置されているものです。健常者にとって階段の上り下りは2階建てや3階建ての建物なら何の苦労もありませんが、足の不自由な人や高齢者にとっては、苦痛に感じることもあります。

高いビルならば最初からエレベーターが取り付けられているところも多いですが、一般住宅やアパートの2階建て3階建てならば、エレベーターが取り付けられていないケースもしばしばです。

そこで階段を上り下りしづらい人たちのために作り出されたのが階段昇降機です。

階段昇降機は2種類に分かれ、一つはいす式、もう一つは車いす式です。また、階段の形状によってもさらにいくつかに分かれます。

L字階段やらせん階段といった曲がり階段や、途中に踊り場のある階段、直線の階段など、形状の違いによって取り付けられるものも変化していきます。

高齢者や体の不自由な人にとって、階段昇降機はなくてはならないものです。そのため安全に乗り降りできるものであることが求められます。

体への負担が軽く、しかも安全に最大限の配慮がなされているものを選ぶことが大切です。

また、取り付けの際には消防法にのっとって取り付ける必要があります。特に一般家庭の場合、十分なスペースが確保されているかが問題になります。

設置することで健常者をも危険に巻き込むようなことでは本末転倒となってしまいます。

階段昇降機を適切に取り付けることで、高齢者も健常者も共に楽しく暮らせる日常を実現できます。

階段昇降機のメリットと設置場所

階段昇降機を取り付けると、いくつかのメリットが生じます。大きなメリットとしては、階段の上り下りが安全にできることが挙げられます。

階段は高齢者や体の不自由な人にとって危険な場所であり、階段昇降機なしで上り下りをすると、常に落下の危険と隣り合わせになります。

階段昇降機の取り付けを進めれば、このようなリスクを軽減できます。
二つ目のメリットは利用者が何事にも積極的になれることです。

高齢者や体の不自由な人の中には、階段で上り下りをすることがおっくうに感じる人も多くいます。

その結果消極的になり、外出も控えがちになってしまいます。それは認知機能障害への遠因ともなりますから、できる限り積極的に外出できる態勢が必要です。階段昇降機があると、外出にも意欲的になれる可能性が高まります。
三つ目は店舗や病院などの施設において言えることですが、高齢者や体の不自由な人が訪れやすくなります。

階段の多い施設や店舗は多くの人が避けます。しかし、そこに階段昇降機が設置されていることで安心して訪ねることができるため、集客に役立ちます。
一般家庭で階段昇降機を設置する場合、厳密な法規定があります。これらは建築基準法や消防法によって定められており、それに従って設置する必要があります。

一般住宅の場合、階段の幅は75センチメートル以上必要とされています。仮に自宅の階段幅が75センチメートルだった場合、昇降機を取り付ければその分階段幅が狭くなってしまいます。ただし緩和基準があり、規定では高さ50センチメートル以下の階段昇降機の場合は、レール幅が10センチメートル以下であれば問題ありません。

種類と設置業者の選び方

階段昇降機は階段の一番端にレールを取り付け、その上に昇降機が載ることになります。

いす式の場合はそこに座ったまま上下することができます。また、レールは階段の形状によって2種類に分けられます。

すなわち直線式と曲線式です。直線はまっすぐ上下するだけですが、曲線式の場合は階段の曲線によって形状を変えることができます。

さらに設置する場所は、状況によって階段の内側に付けたり外側に付けたりします。

これらは階段の形状や家の構造、あるいは消防法に抵触しないようにしなければならないので、設置業者と相談して決めることになります。
なお階段昇降機の場合、レールを既存の階段に取り付けることができるので、リフォーム工事がそれほど大掛かりなものにならずに済みます。

そしていすは折り畳みができるので、普段使用しない時には畳んでおけます。これならば家族にとっても邪魔になりません。

階段昇降機には車いすのまま乗り降りができるタイプのものもあり、他人の手を煩わせることなく自分で乗降できるのでさらに便利になります。

ただし、この場合は乗り降り式に比べて車いすが載る分だけ重量が増えるため、安全面に留意して設置することが求められます。
階段昇降機を設置する場合、設置業者に依頼を行いますが、業者の選び方にも注意が必要です。

まずはインターネットで調べて、何社かに見積もりを依頼します。この場合、訪問して設置場所などをきちんと確認する業者の方が信用できるでしょう。

依頼をする際には快適に使えるのか、安全面はどうかなども確認しましょう。さらには保証期間や劣化の年数、修理の際の費用なども聞いておくと無難です。

これらにきちんと答えることのできる業者を数社選び出し、その中から選ぶのが良い方法です。